強襲揚陸艦 ホワイトホース -AMPHIBIOUS ASSAULT SHIP WHITEHORSE-

強襲揚陸艦 ホワイトホース

妄想設定

 ケモノスーツの開発を開始した連邦は、同時に運用支援を目的とした母艦の建造にも着手し「ペガサス級」を完成させる。その2番艦として建造されたのが本艦である。
 本艦は処女航海でUXシリーズ回収の任につくも、不測の事態により乗組員の大半を失うこととなる。その後、士官候補生や民間人の手で運用されるが奇跡的な戦果をあげ続け、いつしか連邦軍を象徴する艦となっていく。
 余談ではあるが、当初「ホワイトホース」の名は1番艦につけられる予定であった。しかし新型エンジン開発の遅れから1番艦は出力不足におちいり、ソーラーパネルを兼ねる主翼を大型化することで補われた。その姿を視察したヒゲの某将軍様の「ウマっつうよりペガサスっぽくね?」という何気ないひとことにより1番艦は「ペガサス」となり、新型エンジンを搭載し当初設計どおりの姿となった本艦に「ホワイトホース」の名がつけられたといわれている。

創作雑紀

 モデルとしては大物です。ロボットのように関節がないから楽勝だろうと思っていましたが、製作にけっこうな時間がかりました。意外に稼動部分が多いことと、モデル対象が大きいと筋彫りが細かくなるのが原因です。
 当初はウマ以外のデザインも考えてみたのですが、劇中でも「木馬」と呼ばれるその姿。別の動物をあてても しっくりこないので、開き直って徹底的に「木馬」をイメージしてみました。
 脳内妄想の世界では姉妹艦が続々生まれてきて、頭部に大口径砲を1門搭載した3番艦「ユニコーン」。搭載機数を倍にするため足の数が増えた4番艦「スレイプニル」。4番艦以上の搭載数を狙って背中に小屋を乗せた5番艦「トロイホース」。予算不足のため小型化して建造された6番艦「ポニー」。さらに予算枯渇の中、数をそろえるためだけに造られた7番艦「ロシナンテ」などなど、想像しはじめたら楽しくてやめられません。

2010/12/21

inserted by FC2 system