大気圏突入用カプセル ホタテトル -ENTRY CAPSULE HOTATETLE-

大気圏突入用カプセル ホタテトル

妄想設定

 本機は連邦の宇宙用艦船に、標準で搭載される大気圏突入用機である。
 同時に、搭載艦船に不測の事態が発生した場合の脱出艇としての役も担っており、乗務員全員が乗りこめるよう1艦船に複数が搭載されている。
 外壁は大気圏突入時の高温に十分耐えうるものであり、突入速度が上がりすぎた場合、口を開いて減速することも可能となっている。
 その目的から、機動性や戦闘力よりも堅牢性を重視した設計となっており、実戦でも敵ケモノスーツから執拗な攻撃を加えられながらも、被弾こそすれ撃墜はされず、その硬さを証明している。

創作雑紀

 実はサラミスの大気圏突入用カプセルの存在を忘れてました。サケマスの完成間近に気づき、あわてて作りました(汗)
 これの妄想中に思ったのが「大型艦船は必ず脱出艇を搭載しているはずだが、大気圏突入用カプセルと脱出艇は同一のものか?それとも別物として存在しているのか?」でした。
 実はこれ、同一でも別物でも理屈が立ってしまいました。
 同一とする理由は、搭載場所の省スペース化と、脱出後に大気圏に飲まれた場合の備えです。
 別物とする理由はコストです。脱出艇はとにかく数をそろえねばならんので、無駄な機能は外して価格を抑えると。
 んで、結論としては同一にしました。常識的には別物か折衷案だと思うのですが、連邦高官は製造メーカーと癒着し、湯水のように税金を使う方々と想定して、より高コストとなる道を選びました(苦笑)
 名前については、手持ちの設定本を開いても「大気圏突入用カプセル」としか表記されていなかったので、勝手に「ホタテトル」と命名しました。ホタテとシャトルの合成語です。

2011/02/02

inserted by FC2 system