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開戦と同時に、宇宙での制空権を得た公国は、即座に地球侵攻を開始した。 主力機であるケモノスーツ・タヌは高い汎用性をみせ、わずかな改修で地上戦に適応したが、タヌキゆえ走力はそこそこで、移動能力に課題を残した。 そのため、地上での活動に特化した機体が求められ、開発されたのが本機である。 「足で走る」という概念を捨て、ホバー走行を採用することで、高い移動能力を得ることに成功する。 また、ホバー走行のための高出力は、重装甲、高火力も実現し、多少の被弾は無視、高速で接近し、必殺の一撃を加えるという「猪突猛進」戦法が可能となった。 大戦中、この「猪突猛進」戦法を3機同時に行うことで、「連邦の白いウサギ」をも追い詰める。 しかし、重装甲化による重量増は、格闘戦での俊敏性と柔軟性を奪い、逆にそこを強みとするウサギの前に敗れ去る。 だがこの結果は、本機の性能をおとしめるものではなく、その後、地上での主力機となったことからも、優秀な機体であることの証明といえる。
ずっと作りたかった機体です(喜) ヘビー級のボディーが一直線に迫ってくる姿から、ブタというよりイノシシをイメージしてます。だからキバがついてます。 ただイノシシだと名前のゴロが合わなかったんですよ。「イノ」とか「ノシ」だとどうも・・・・・・ 英語でいうところの「ホグ」という名前も魅力的だったのですが、去勢された食肉用のブタという意味らしく、猛々しい三ツ星さんたちには申し訳ないということで、トンに落ち着きました。 作りながら、ルーズソックスが流行っていた頃、こんな女子高生がいたなと思い出し、ちょっと懐かしくなりました。
2012/08/03