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本機は、数ある水陸両用機の中でも、水中能力と重火力の2点に重点を置いて開発された機体である。 そのため、「水中を飛ぶ」と称されるペンギンを基に、一個中隊に匹敵するほどの火力を装備して、完成した。 たしかに、当初のねらい通りの性能を有していたが、本家ペンギン同様、陸上の運動能力は戦闘に耐えられるものではなく、また重火力による重量増が、それに拍車をかけることとなった。 結果、歩行時の方向転換すらままならず、前後同じ形状にすることで、前進後退が可能という程度のものであった。 この陸上性能で、機動力に優れた「連邦の白いウサギ」と戦うなど無謀であり、赤い大佐の「見掛け倒しでなければいいのだがな」という言葉どおりの結果となってしまった。 なお、四肢があるため「ケモノスーツ」に分類されてはいるが、どちらかというと「ケモノアニマー」に近い存在といえる。
ペンギンでござります。 「水陸両用」「クチバシっぽいフェアリング」「陸上はけっこう苦手」というゾックの特性から、こうなりました。 ただし、もうひとつの特徴である「大きなクロー」をどうするかで悩み、最終的に足がクローとなりました。おかげで安心(?)して、腕をヒレにできました。さすがにペンギンに、爪の生えた手は違和感が強いので(笑) 調べてみると「ケモノ」の定義には色々あるようですが、そのひとつに「毛皮をもつ動物の総称」というのもあるようです。ならば「鳥だって、羽毛という毛は持ってるぞ」という勝手な解釈から、ペンギンも強引にケモノ入りっす。 ちなみにこいつ、前も後ろも同じデザイン。なので背中の画像を出しても区別できないし、面白みもない。というわけで、ペンギン柄も作ってみました。いかがでしょうか(爆)
2012/11/05